からしれんこん

クソ腐女子オタクの雑記。パーソナルなことはnoteで https://note.com/yu_kazokku 

レンタルスペースでの円盤鑑賞会が爆裂楽しかった話

 

先月末、こちらのレンタルスペースを借りてひたすらsideMのライブ円盤を見る会を開いた。

www.instabase.jp

 

12:30〜19:30の7時間とり、ゴミ処理のオプションまでつけたのに1人あたり食費込みで6000円程度だった。それがとっても楽しく最高だったので、記録しておくことにする。ついでに皆さんにもお勧めしたい。

 

 

◆登場人物

わたし:主催の虎牙道P。担当のタケルに夢女感情のある限界オタク。

I:実質共催の友人。私のせいでFRAMEのファンになり、3rd静岡の円盤をポチった。

マリア:常に自分たちの面倒を見てくれる、聖母のように優しいIと共通の友人。

巻緒と想楽が気になっているらしい。デレではかな子P。

ネキ:Iと共通の友人。陽気なお姉さん。

長髪に弱いのでクリスが気になっているらしい。デレでは智絵里P。

T:Iと共通の友人。普段はアイナナのオタクをしている。

来るか聞いてみたところ、「皆さんが死ぬところをニコニコと眺めたいです」と言われた。19歳組が気になっているらしい。

Y:わたしの友人。sideMを知りたいそうで参加希望を表明してくれた。

FRAMEと SEMが気になるらしい。デレでは亜季P。

イカ:わたしの友人。忍たまが好き。

雨彦と享介が気になっているらしい。デレでは小梅P。

 

 

◆事の発端

11月末頃、上に書いたIとTとプロミの円盤の鑑賞会をした。

 

私は円盤を一人で見ると虎牙道があまりにかっこよくて正気を失うため、円盤が出るたび友人たちを巻き込んで鑑賞会を開いてもらっていた。類似語に介護救急病院などがある。

Iには「私たちがいようがいまいが正気じゃないけどね」と言われた。解せない。

 

プロミも大満足で死に介護を受けたのだが、その流れで4thの円盤の話になった。

わたし「12月に出るから、また鑑賞会しよ」

I「カラオケじゃ物足りないよねいつも」

わたし「部屋とか借りる? 8時間くらい」

I「いいやん。酒缶買ってって飯代とかは折半で永遠に円盤再生しよ」

わたし「そしたらキッチンあるとこにせん? マリアの手料理食いてえ」

I「採用!!!」

 

〜こうして壮大な巻き込まれ事故が幕を開けるのであった〜

 

面倒を見られる気満々の情けない大人がふたり。本当に申し訳ない。

開催を快諾してくれたネキとマリアさんに盛大な感謝である。そしてTwitterなどで参加者を募集したところ3人追加で釣れて、結局7人で会を開いた。

 

◆当日、合流

Iと共に待ち合わせ場所に行くと、遅刻のT以外すでにみんな来ていた。

Y「むぎちゃさんの死ぬ様がたくさん見られるでしょうって話を聞いてました」

わたし「え?」

謎の予言と期待をされた。現実になるまであと5時間である。

 

まずはマリアさんがご飯の献立を決め、買い出しに行くことに。

事前に飯のリクエストを聞かれた際、わたしが「君の味噌汁が毎日飲みたいです」とふざけたことを覚えており、「味噌汁も作れるんだけど、朝ごはんになっちゃうからどうしようかなって……」とものすごい丁寧に悩まれた。すいません……本当にバカなオタクで……

結局鍋と餃子になった。めちゃくちゃに美味しかったのだが、本当にバカなオタクなので写真が一つもない。なんで?

マリアさんに謝罪しかできないなこのブログ……

ちなみにわたしとIとYは酒缶担当だったのだが、美味しそうな缶と酒瓶をどんどこぶちこんだ後にようやく「普通の飲み物いるね?」と気がついた。酒のことしか頭になかった。人の心が足りない。

そのすぐ後にイカとネキから『普通のお茶もよろしくね』とLINEがきた。買い出しにおいて全く信頼をされていない酒クズオタクであった。

 

◆開幕

 

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何このタイトル?(真顔)

ちなみにこれが最初で最後の写真である。円盤に夢中過ぎんかオタク?

 

そのままマリアさんとネキに食卓を全任せし、幼児の如く3rd静岡を再生し始める。

(これに関しては、事前に話をしていたし食卓に大勢入れなかったのもあるが、あまりに任せすぎたことを今更猛省しているところである。我々の思いつきのワガママを叶えてくれたマリアさんとネキに頭が上がらないのである)

(この辺は誰かが作るでもよし、お菓子と出来上がってる惣菜とか持ち込むだけでも全然良しだと思う。作らないならキッチン使用料がかからないので、もう少しお安く部屋を借りれるかと思う)

 

なぜ3rd静岡からかと言うと、わたし以外のメンバーが気になっているユニットがみんないるからである。わたしも現金なことに担当のいない公演なので初見だった。から、普通に楽しかった。

カフェパレの出番になるたびにキッチンにマリアさんを呼びに行く図が誕生していたのだが、一周回って調理の妨害だったような気が今更している。本人は楽しかったと言っていたので、それがお世辞じゃないことを祈るばかりである。

 

提供読みが終わり、オープニングムービーでキャラクター達が出てくるのだが、英雄のアップで既にYが呻き声を上げ始める。早いぞ。酒の周りも奇声も。

Y「握野英雄の顔が、死ぬほど好きなんすよね……」

I「わかります!!!!!!」(大声)

出逢って1時間で絆の芽生えるオタクにゲラゲラ笑う主催。持つべきものは友達。

 

この辺からはマジの無法地帯というか、とにかく見ているもの全てに脳直でツイートの如く言葉を垂れ流していく酔ったオタクたちが6時間存在していた。

わたしは円盤開始15分で金麦を1缶開けた。

 

わたし「だからさ……アルテはもう……箱庭だし……Thanks for tone's destinyなんですよ……」

I「日本語喋ってもらっていい?」

 

ここでTから駅に着いたと連絡があり迎えに行く。わたしは既にとびきり陽気な酔っ払いであった。

T「今日は後方彼氏面で皆さんを見送ります」

宣言通りソファーの一番後ろの端に座っていた。でも誰よりも酒缶開けてたので酒豪は怖い。

 

Tを連れ戻ると、円盤がSYLになっていた。あっ死んだな。

IとYが二人してソファーより前のフローリングに座り食い入るようにデート映像を見る図、写真に撮ってなかったのが悔やまれる。

 

Y「こんなん前方彼女ヅラしかできないじゃん…………」

 

さりげなく呟かれたこのワードが鑑賞会中爆流行りし、目当てのユニットが来るたび交代でフローリングに座り前方彼女ヅラしまくる限界オタクたちなのだった。こんなん他所でやったら通報されますよ。

Y「信玄さんが傘になって見守ってくれるスペース、言い値で買えねえかな」

I「か、買いてえ〜!」

Y「絶対銀座の地価より高いよ」

T「早くswing your leavesを季語とかにした方がいいと思うんですよね」

 

swing your leaves 限界どもの 夢の跡

 

(いやSYLは冬の季語……?)(どっちでもいいわ)

そんなこんなで、サバトが終了した時点で4000円分近く買い込んだ酒缶が底を尽きた。7人いるとはいえスピードが馬鹿である。

(2days3時間ぐらいずつ公演あるうちの1日目の半分なんですよね……)

サバトアスランの歌声もさることながらバックダンサーが英雄と享介なので、死体が三人ぐらい上がっててめちゃくちゃ面白かった。

イカアスラン、歌ってたかな……?」

わたし「バックダンサーに囚われすぎでは?」

そんなこんなでわたしとIで再び酒を買いに出た。その間イカもう一度サバトを拝見しちゃんとアスランが歌っている姿を確認したらしい。

 

 

◆時間、足りない

7時間も部屋を拝借しておきながら、真面目に静岡も十分に堪能しきれなかった。わたしの持っていったプロミや4thは本当に流し見で終わってしまった。

まあバイレからレオラの神コースを見せられたので悔いはないんですけど、わたしは前方彼女ヅラさえできず一定の距離を保って心臓を守り、守ったはずなのにひたすらIの腕を握り締めて度々倒れ込んでは彼女を圧迫していたそうです。

漣が薔薇咥えてアップで映ったところから記憶にないです。一体何回何人に謝罪をすれば気が済むのかオタク。

 

わたし「プロミはとりあえずラブキュ、それからサマホリな」

I「え、ムンナイは?」

わたし「ムンナイとか収録されてないから」(現実逃避)(無かったことにしておかないと夢アンタには刺激が強すぎるので)

イカ「入ってるかどうかとりあえず再生して確認してみようよ」

わたし「もう本家見たじゃんよ〜!?」

I「お前だけ死なないとか許さないぞ」

葉っぱデートで死んで酔ってるからって強気な友人をわたしは一生許さないと決めた。言わずもがな記憶はない。何度でも限界オタクは叫び声をあげて倒れ記憶を失うのだ。

 

最後に爆弾を自分から投げ込んでしまったが、鑑賞会は第二弾を既に切望しながら大盛況で幕を閉じた。

亜季PのYが唐突に神速の魅力に気づいたり、九郎の番傘に満点あげたり、悠介に孫コールを送ったり、月夜を浴びながら全員で「あーあー! 柏木! あー柏木!!」と叫び倒したり、GOLDの想楽で「おいおいおいおい!!」となったり……書き記せないぐらい濃い時間でした。

5th前にはまたやりたいですね。みんな予定どう?

 

◆総括

マジでめちゃくちゃ楽しいです。

 

もちろんカラオケでの鑑賞会もいいんですけど、部屋にいるような感覚な分自由度が増します。

それを良しと思うか悪しと思うかはみんな次第です。わたしはとても良しと思いました。

あと、好きな酒と好きな飯とがあるのも強い。お菓子もめっちゃ持ち込めるので。

小学生の時、家に友達を招待した時の気持ちを思い出しました。退散がいろんな意味で名残惜しかった……

弱点としては、ブレーキかけてくれる人間がいないと、店じゃない分歯止めが効かなくなります。

我々はかなりみんな暴走してました。爆走かもしれない。最後正気だったのはマリアさんとネキぐらいだったんじゃないでしょうか。

 

部屋もピンキリなので、今回は(ワガママで)キッチンとBDプレイヤー付き都内を条件に探しましたが、もっと狭い部屋もあるし広い部屋もあります。時間ももっと長くとってもいいし短くってもいいし。場所によっては3時間とかから借りれるみたいです。

わたしは次はもういっそ10時間ぐらい取って、また馬鹿騒ぎしたいなあと思う次第でしたが。皆さんも飲み過ぎにはお気をつけて、良き時間良き人数良き設備で自由な鑑賞会ライフを送ってほしいです! それでは!

とあるお笑いコンビを応援して10年になった

10年前の、2009年12月30日。

当時の私は冬休みで、リビングで父親とテレビを見ていた。年末特有の特番で、芸人がゴミ屋敷の主人を説得し家を綺麗にするという内容だった。

父親は偶然その番組を見ていた。いつチャンネルを変えてもおかしくなかった。私も、父親が飽きてリモコンを握っても咎めなかっただろう顔でぼうっとそれを見ていた。

けれど――そこに映っていた男の人の顔があまりにも格好よくて、息が止まったところで流れは変わった。

私は本気で彼のことを「王子様みたいだ」と思った。完全な一目惚れ、父親にチャンネルを変えないでとお願いしその番組を最後まで見た。その人がシャワーを浴びるサービスシーンまであった。ゴミ屋敷でだ。きっと彼は心底嫌だっただろうが、私の胸は大きくときめいた。

 

それが、私と響の出会いだった。

 

◆◆◆

皆さんは響というお笑いコンビを覚えているだろうか。いや――知って、いるだろうか。

セーラー服と学ランレッドカーペットに出ていた、そう、どうもすいません!の人たちです……… で、説明がつくのもそろそろ終わろうとしている時の流れに震えている。

なんてったってレッドカーペットも私と等しく年をとっている。今の中高生が小学校1,2年生の頃の番組なのだ、覚えていなくても誰も責めない。私がショックなだけである。

嘘だッッ!!!!!

 

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https://twitter.com/hibikistaff/status/1079618267101057024 

 

ざっくり説明する。

響。2000年結成のお笑いコンビ。エッ来年結成20年じゃん?!  二人ともその辺なんも言ってないな?!

左がボケ長友光弘さん。次の2月で42になる。まだセーラー服を着ている。今は役者とかもやっていて、この前はかいけつゾロリの悪役で舞台に出ていた。見に行けなかったのが悔やまれる。

ちなみに副業でラーメン屋を経営している。そっちの経営の方が順調らしい。

danbo.jp

右がツッコミ小林優介さん。もとい私の王子様である。この5月で41になった。セーラー服の隣で普通の服着てることも多々ある。

裏切りマンキーコングさんたちとたまにスプラトゥーンのゲーム配信をしているので、もしかしたらそっちで見たことある人もいるかもしれない。最近はyoutuberとしても活動しています。かっこいいでしょ?王子様なんですよ(気が触れたオタク)

www.openrec.tv

www.youtube.com

ミツコと先輩が流行っている頃は「じゃない方芸人」として数々のエピソードを産んでいたが、先日、若手の番組のゲスト枠で個別の楽屋に案内されず、大部屋で弁当を食べていたところをマネージャーに誘導された話をしていた。健在であった。

ちなみに彼も株をやったり副業で牛タン屋を経営したりしている。そっちの収入の方が多いと思われる。

 

…………こうなってくると芸人のが副業なんじゃ?

本業でいてください。オタクからの一生のお願いです。

 

ここまで見てもわかるように、私は小林さんの顔がめちゃくちゃに好きだ。

今でもこれ以上に好きになれる顔はないと思っている。私の中の吉沢亮この表現、多分本人も嫌がるから今後はしないけど。

ちなみに妹からは、「お前の趣味一生わかんない」と言われ続けている。でも毎年小林さんの誕生日である5/16を一緒に祝ってくれる。優しい。

学生の頃は、友達が錦戸亮山下智久向井理あたりとやっていた妄想を全て小林優介でしていた。一緒にディズニーランドも行ったし花見も行った。ミツコの応援のもと下駄箱にラブレターを入れたし、メールが送られてきたこともあった。

書いてて恥ずかしくなってきたし、雲雀恭弥とかでこれをやっていたオタクも一緒に爆死してほしい。

くりぃむしちゅーの上田じゃん」と当時の友達に言われ、本気でブチギレて一週間ほど絶交を考えたこともある。私も友達も若かったし、これは上田さんに謝った方がいいエピソードである。

 

芸人のオタクとしていかがなものかと思うが、始めは完全な顔ファンだった。

当時「お笑いポポロ」という、芸人版ジャニーズ雑誌のようなものがあったのだが、私は響が出ている号を買っては小林さんだけ切り抜いて市販のノートに貼り付けスクラップブックにしていた。本当に顔にしか興味がなかったのか、時たまインタビューが読めなくなる切り取り方をしているページがある。

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元気か10年前の私。10年後の私はとっても怒っています。 

なお、小林さんがたけのこの里が好きなチョコ菓子だと雑誌で答えており、きのこ派だった私はそれから一時期たけのこの里ばかり買っていた。

今でもたけのこに指が動く。オタクってのは世界一単純な生き物だと思う。

 

◆◆◆

オタクによくあることだと思うが、やはり顔ファンってのはいい気がしない。芸人のオタクは、特にその気色が強いと私は思う。そりゃあ当然の話で、顔を売りにしている職業じゃないからだ。だから、昔は顔からだったということをあんまり大っぴらに言うのを憚っていた。

顔以外に見るとこあるだろう!! って地団駄を踏んでしまうのが一番の理由だと思う。現に、今の私だったら踏む。もっといいところいっぱいあるんだって言いたい。

ネタの話もしたいし、MCのとこで結構拾いづらいボケをかまして長友さんに詰め寄られる時とかめっちゃ好きなんですよって話もしたい。これは、早口なキモオタのそれだけど。

 

でも、入口はなんでもいいんじゃなかろうか。

と、長年応援していて思ってきた。だから最近はこうして、王子様だとか気の狂ったことを言いまくっている。

だって、好きなところってどんどん増える。どんどん増えるからもっと好きになって、もっと好きになるからさらに応援したいとなる。さらに応援していけば、また好きなところが増える。私は、そのサイクルのスタートがたまたま顔だったんだと思う。

今でも顔は好きだ。心底好きだ。会うたび緊張している、いつまでもお顔がいい。でも、いっぱい好きなところが増えたし、これからも絶対増える。それを幸せと呼べなかったら、きっとこんな長いことオタクなんかやっていない。

どこから好きになったってどこから興味を持ったって、チケットを買ってライブに来てくれたら、私の大好きなお二人のネタで笑って帰ってくれたら。それはとっても嬉しいことだ。二人だって客が多い方が喜ぶしな、当たり前だな。

もし今、「小林さんの顔に一目惚れしてライブに来ました」って子がいたら、私は本当に自慢げな顔で「かっこいいでしょう! ネタも面白いからもっと好きになっていってね!」と言うと思う。言いたい。

 

勘違いされがちなのだが、オタクは「にわかファン」なるものは別に嫌いではないのだ。

だって、自分の好きなもの「まだよくわかんないけど好き!」って言われたら「嬉しい~~~!!!!!!そしたらこれとこれとこれとあれもオススメでそれもあれも」ってなるじゃん。なるでしょ?

だからね、恐れず好きって言ってください。好きになってください。

でも、郷に入っては郷に従えという言葉があるように、その世界で大事にされていることはまず確認してほしい。そして、それは絶対に守ってほしい。

 

芸人さんで大きく他と異なる文化と言えば、おそらく「出待ち」ではないかなと思う。

ライブ終わりに会場外で待機していると本人たちが出てきて、人によってはサインやら写真やら会話やらしてくれる。忙しい芸人さんだと難しいけど。

こういう時のマナーとか、しばしば問題になる。一般の人も通る道路を塞いだり、出てきた瞬間他の人を押しのけて進んだりとか。単純に、人気になると出待ちする人数も増えるから起こるのだけど。

そういうところで見境ない人とか、自分さえよければいい人とか。一時のボルテージで場を荒らしては、あっという間に散ってしまうイノシシのようなオタクが必ず出てくる。

二次元だと、コラボカフェでドリンク丸々飲み残してコースターだけぼったくるとか。徹夜待ちとか。

そういう、自分たちが大事にしてきたところを土足で踏み荒らす人が嫌なのだ。それをどう表現したらいいのか、オタクたちは多分まだ適切な言葉を知らない。だから、「にわか」とごちゃごちゃになるのだと思う。

守らなきゃいけないことを守って、あとは楽しく少しずつ触れていってほしい。遅いも早いもない。今から響を知ったっていいんですよ。知ってくださいよ(切実)

 

◆◆◆

応援するとは、愛というエゴの塊だと思う。

歴もそのひとつだ。私がここで10年を主張するのは一つの節目という理由以外ないけれど、自分勝手に節目を決めたし、自分勝手に主張しこうしてエゴの塊のようなブログを書いている。

界隈ごとに、人ごとに応援するの形は違う。とにかくリプして言葉を送る、大量にグッズを買う、現場に行きまくる、手紙を書く、絵を描く……正解はないし、誰も決めることはできない。何をやっていたら偉いとかもない。

私も10年応援してます! という面構えをしても、お二人の出ていたテレビ全部録画してます! とか、どこで何の話してたか逐一覚えてます! とかそんなことは言えないし。もちろん、ライブも営業も全部制覇してない。

まあそれは、本人たちの告知が遅すぎるのもあるんですけど……今から出番です!っての、本当にやめてほしくない? 唯一直してほしいところかもしれない。

 

愛というエゴは増大しやすい。憎悪も生みやすい。色々オタクとして界隈に足を突っ込んでいてとっても思う。私はこれだけ愛をぶつけたから返ってきてほしいとか、ずっと愛をぶつけてきたのにその扱いはどうなのとか。ついつい、自分がエゴの塊であることを忘れそうになる。

昔はもっと素直に、好き!!!!! って思いだけで生きていたはずなんだけど。なんだか難しい想いをぐりぐりとこね回してしまう。

不特定多数を幸せにするって本当にすごくて難しい。こっちは自分一人守るのに精いっぱいだ。

 

お二人はいつまでも優しくて、煌めいている。

沢山迷惑をかけた。できたファンではなかったと思う。自分のことしか考えられなかったクソガキのような高校生時代から、ずっとずっと幸せにしてもらってきた。

エゴの塊を、これでもかってぐらい柔らかくして返してもらってきた。

最近肝に銘じるは、私は、ひとりしかいないということ。

どんなに愛が大きくてもそれはエゴでしかなく、お二人に貢献できている部分などどれほどあったか。露ぐらいだろう。これからもきっと、そんなに大きくならない。

それでも、少しでもそのエゴが、二人に力となって還元されていたらいいのだけど。これもエゴで、でも、オタクが願うのはそれだけだ。

 

◆◆◆

この10年は奇跡のようなもので、永遠じゃない。

表現が適切でないかもしれないけど、これ以上何の不足もなさそうなトップもトップのジャニーズグループだって、考えることがあって活動を休止するし。この10年、沢山の芸人さんが解散したり引退したりしてきた。

その中で、不祥事もなく、ケンカもなく。大病もせず、解散もせず、健やかに楽しくお笑い芸人をやっていてくれて、応援させてくれて本当にありがとうございました。

沢山笑顔にしてもらいました。

これからも出来るなら、死ぬまで二人で、楽しくお笑い芸人をやっていてほしいです。そして、もうこの節目でブログを書いた今さえ懐かしい! と言えるぐらい、応援し続けていたい。させてほしい。

 

二人は私にとって、酸素のようなものだ。

今熱のあるジャンルは別にあって、毎日喋ったりはしないけど、やっぱり息を吸うのに必要だし。生きていくのに欠かせない。

そういう存在が生きてきてできたことを、オタクとしてたまらなく幸せに思う。

大好きです。今までも、これからも。私はそう言い続けるしかできないので、言い続けます!!

お二人に出会えてよかったです!!

 

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友人が315プロのファンになった

 

私と友人が出会ったのは5年前、2014年の11月のことだ。当時好きだった、あるゲーム実況者のイベントでたまたま隣になった。

イベント会場は大阪。しかし私は東京から、友人は新潟から参加していた。

私「どこから来たんですか?」

友人「新潟から……」

「えっ遠っ?!」

友人「大阪の人ですか?」

私「いや、東京です」

友人「えっ遠っ?!」

と、お互い「そっちの方が遠いじゃないですか〜」みたいな、ミサワのような謙遜をし合ったことがつい昨日のように思い出せる。

 

そんな運命的な出会いをした二人もお互い歳をとり、酒を飲めるようになり、友人は一足先に社会の歯車になった。

彼女はここ一年ぐらい「何にものめり込めない」「ゲームしたり実況見るのは楽しいけど、これだ!って感じの前のめりにハマれるものがない」と会話するたびこぼしており、仕事も辛そうであった。

その度に私はこう返していたのだ。

 

「人生の光になる、オススメのコンテンツがあるんですよ――」

 

◆◆◆

「え、宗教勧誘?」

 

当初友人はこう言ってきた。し、自分でも言っててちょっと宗教じみているな……と思うわけだが、実際光なのだから仕方ない。アイドルis光。幸せの権化。

みんないいって言ってます。怪しくないんです(?)

友人は当然のごとく苦笑いだった。しかし同時にとても優しいので、いつでも私の話を無碍にせず聞いてくれるのだった。私は彼女へ日々大河タケルの話をし、ガチャで金を溶かし上位で金を溶かし、目まぐるしくも楽しく人生を過ごしていた。友人の中の315プロは、この頃は9割虎牙道でできていただろう。

 

そうして今から10ヶ月ほど前、2月の頭のこと。私が「一人で見たら倒れるから介護してくれ」と頼み、3rd仙台の観賞会をした。

あわよくば宣伝のひとつでもしてやろうと意気込んでいたが、結論から言うと本当にただの介護となった。私はタケルのソロが終わった後破茶滅茶に泣いていた。あれ見てまともな精神でいろって方が無茶じゃない?

けれど、友人が最後の勇敢でふと呟いたのを聞き逃さなかったのである。

 

「このユニットいいね。私、この人の笑顔好きだな」

 

これが、彼女が315プロもといFRAMEを初めて認識したときだ。

この時の私は、単純に好きなものをいいと言ってもらった嬉しさと、夜神月よろしく「計画通り……!」とニチャりたい思いが混在し変な顔をしていたと思う。

ちなみに笑顔が好きだと言ったのは信玄役の増元さんだった。

 

というのも、友人は特撮が好きだ。さらには目つきの悪い自己犠牲の念が強い兄属性のキャラクターにめっぽう弱い。

握野英雄アピール特攻5倍みたいな女なのだ。私は、彼女がsideMに引っかかるならFRAMEだと信じて疑っていなかった。だから尚更、先の言葉が嬉しかった。

せやろ。せやろ?? わかる。お前はFRAMEだよな……と、ちょっと嫌味な上司のようなムーブで急に元気を取り戻していたように思う。ジェットコースターもびっくりの情緒に友人は困惑していただろう。本当に申し訳ない。

「え、sideM始める???」と半ば冗談のような感じで圧をかけてみたが、乗ってはくれなかった。

 

◆◆◆

それから半年ほどが過ぎた。夏の本番が迫る7月の末だ。ラブホテルで女子会をする運びとなり、私はグリツアを持って行った。

LINEを遡ったら「宗教勧誘していい?」と自ら口にしていた。頭がイカれている。

その時はカフェパレが気になっている友人も一緒だったので、私は迷わず大阪公演を見せた。

彼女は『勇敢なる君へ』が気に入ったようで、間奏の敬礼が胸に響いたらしく「ウッ……」とリアルなうめき声をあげていた。のが風呂場にまで聞こえてきた。

シャワーを浴びていた私は大笑いしたものだ。風呂場を飛び出て、顔が崩れた友人に嬉々として語り掛けた。

私「どうよ!?」

友人「死んだ……」

私「わかる~~!!!」

偏差値が2しかないプロデューサーなので、尊さを受け取るムーブに対し大声で頷くしかできなかった。吾輩はオタクである、プレゼン力はまだない。

 

◆◆◆

友人は、ソシャゲというものが心底苦手だ。

どれくらい苦手かというと、何もせずともメインストーリーが読めるようになったアイドリッシュセブンを3日でリタイアしている。デレステも一瞬始めたがすぐ手をつけなくなった。唯一続いているのが艦隊これくしょんで、自分で編成を考え出陣させるのが楽しいからこれは続いたのだという。なお、類似の刀剣乱舞は作業色が強くて断念している。

私は確信さえしていた。この女にモバゲーなどやらせたら苦痛で爆発する。

 

だから、途中からゲームに必死に勧誘することをやめた。

 

私もライブ映像からのPだから何か通ずるものがあったのかもしれないが、sideMのライブってのはとにかくすごい。何がすごいのかをはっきり語ることはできないのだが、もう、すっごい。すっごい元気を貰える。

他のコンテンツのライブなるものを全く知らないから迂闊なことは言えないが、アイドルたちがたしかにそこに存在しているし、存在するように動いてくださる。

何と表現するのが正しいかわからないが、映像を見ていて瞳が光るというか……彼らが与えてくれる煌めきが映る瞬間っていうのがあると私は信じているのだけれど、先の女子会で友人にそれを見た。友人は確かにあの瞬間FRAMEから元気を貰い、アイドルたちから輝きを受け取っていた。そして私よろしく膝を弱めていた。

 

私はそれが、なんだかすごく幸せなことに思えた。

 

当初私の宗教勧誘(じみた発言)に首を傾げていた、その友人がまさに彼らアイドルから光を貰っている。こんな楽しいことはない。ゲームをやっていないゆえプロデューサーではないけれど、プロデューサーでない人達にも、彼らはたしかに光足りえるのだなと。素敵なパフォーマンスをしてくださる声優さんたちと、さらに第三者に近い彼女を通して「自分の担当も実際に向こうでこういう風に、誰かを元気にしているのかもなあ」と思った。素直に嬉しかった。

sideMに人生を救われた人は多いと聞くが、疲れた人にこそ効くのは本当なのかもしれない。そう、友人を見ていてぼんやり思った。 

そして一度光を見たら、それからが早いこともよく知っていた。だって私がそうだったから。

5年の仲というものは、良くも悪くもお互いを知り尽くしているなと今更振り返る。

それからというもの、私は引き続きFRAME中心にライブのダイジェスト動画やゲームのカード画像などを送りまくった。SLも自腹を切って送った。

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これは怪しい。

彼女の食い付きは以前の315倍ほどになっていた。コンテンツに急速に沼落ちしていく友人ほど面白いものはないと、普段沼落ちする側の自分が初めて体感できた。ありがとうな友人。

運転する英雄のオフショットを見て「無理では?」と溢していた時、静岡のダイジェストを見ながら「傘やばくない?」と溢していた時……思い出すだけでにやけてしまうが、じわじわと彼女はこちら側の人間になってきていた。わかる。

 

なお、「キャラの画像と声優さんの顔が一致しない」と言われたので、4thで声優さんたちがあげていたユニット集合写真をかき集め、ユニット名、声優さんの名前、アイドル名、アイドルの顔、アイドルの元職をすべて一枚の画像にまとめたものを15ユニット46人分つくった。2日足らずでつくった。

ちなみに虎牙道PなのにFRAMEのダイマ画像までつくった。LINEカメラは万能だし、友人以上に私も気が触れていたのだった。

だって……ねえ……好きなものに興味もってもらえたら嬉しいじゃないですか……

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その時作ったうちの1枚。LINEカメラは万能。

ちなみに友人は、これらの画像をグーグルドライブで管理して都度拝見していたらしい。それも面白いのだが、今ではそれを見ずとも全員完全に一致している。脅威の成長である。

 

◆◆◆

友人「気づいたんだけど」

私「ええ」

友人「私、FRAME気になり出してからハマれるものがない……って溢してないんだわ」

私「あっ」

夏が終わる頃、出張でこっちに来ていた友人に大江戸温泉でそう言われた。散々勧誘しておいて、私も気づいていなかった。

FRAMEは疲れに確かに効いた。いつかガンにも効くようになるかもしれない。

とまあふざけるのも大概にするが、実際、友人はリアルの知り合いにも「久しぶりに会ったけど前より元気そう」なんて言われたそうだ。アイドルってすごい。何より、前より精神が健康なのは友人としても嬉しくいいことである。

 

「こう……君の当たり前の世界って、彼らが前職で守ってきたものなわけじゃん? 今度はアイドルとして側に寄り添う形でその一部になりたいって歌ってくれるの、エモすぎじゃない……?」

「私より感想を述べるのが上手いのやめてくれない?」

 

そんなこんなで先日、10ヶ月弱の時を越えて再び仙台の鑑賞会を友人と開いた。プロミも持って行った。別名は「らぶきゅと葉っぱと月で刺し合う会」だった。物騒極まりない。

友人はデートの際、ポケモンのクッションを抱えそのしっぽを振り回し精神を整えようとしていた。それを見て私は笑った。

私はムンナイで倒れ、友人宅のリモコンを踏んずけてテレビのチャンネルを変えた。友人に笑われた。

似てきているな……?

類は友を呼ぶとはこういうことなのかもしれない。だから私は友人が大好きだ。

 

 

冬のボーナスが入り次第、友人は静岡の円盤をポチるのだという。

光はどこまでも彼女を照らす。私はそれを見て、プロデューサーとしてもコンテンツのファンとしても嬉しくなる。

 

もしかしたら、彼女は一生ファンのままかもしれない。

もっとアイドルのことを知ってほしい!ゲームやってほしい!という気持ちは捨てきれないが、今はただ、映像という形で彼らに輝きを貰って元気になっている彼女をニコニコと見守っていたいと思う。そして5thで、一緒にFRAMEを呼びたい。

彼女は彼らを実際にその目で見た時、どんな光を受け取ってどんな感動を得るのだろう。私はそれが、プロデューサーとしてもコンテンツのファンとしてもすごく気になっている。

 

槙慶太とかいうトラックに追突されたオタクの話

TVアニメ『スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH』公式サイト

 

今日からだよ!!!!!

 

全国のスタマイを嗜む全ての人に初めまして。普段はプロデューサー業に勤しんでいる私がなぜ急に駆け出しのマトリになってしまったかについて、せっかく本放送が始まる今こそ書いておこうかなと思い久々にブログを書いています。

結論としては、全人類二話を見てください。 これに尽きます。ほんとにすごいんだよ二話。まだ全人類見てないのがもどかしいんだ……

 

◆事の発端

これにね、行ってきたんです。

友人(神楽亜貴の夢女) に「もし予定ないなら、チケット代は出すからライブビューイング一緒に行ってくれないか」とお願いされまして。もうずっと長いこと仲のいい子だったので、いいよ! と二つ返事をしました。

この時はまだトラックが待ち構えてるなんて思ってなかったんですけど。というのも、私はいわゆる「乙女向け」なるコンテンツにあまり耐性がなく。「こんなめちゃくちゃなイケメンがなんで私のような主人公に言い寄ってくんの?!」という、下手な悪寒がしてしまうというか……自己投影がうまくできない。

もちろん、女主人公がいるコンテンツとして楽しんだら全然いけるよ!という言い分は当然わかるし、そうだろうとも思うんですけど。見てるだけで気恥ずかしくなってきちゃうので、一歩目が出にくいオタクなんですよね。

だからまあ、友達の好きなコンテンツを横からさっと眺めて帰るぐらいの気持ちで当日映画館に行ったわけです。

 

◆第一印象

何も知らずに見るのもな、と思い、ひとまずは公式サイトでキャラクターを確認する。この時点でわかっていることは「イケメンたちが麻薬を取り締まってること」だけだった。それでよう行こうって言ってくれたよな友人……先見の明でもあるんかな……

とりあえず、主人公は麻薬犯罪を取り締まる一課で働いており、警視庁の助けが必要でありこことはちょっとギスっとしていて、そことは別にすげー情報屋とすげー怪しい九条の家とやべえビジュアル値の高い感覚型の兄弟がいることを知る。研究所の面々はアニメにも出ないらしくまだ深くは知れていない。

私「スタンドって麻薬課とも警視庁とも別の組織なんだね」

友人「そうです」

私「情報屋も九条も兄弟もその候補であると」

友人「そう。それだけ整頓できてれば、多分あとはアニメがなんとかしてくれる」

私「まじで?」

投げやり二人組である。

立ち絵見ながら「服部さんの着ているセーターカナダで売ってそう」とかマジで好き勝手言ってた。周りで一緒に開場待ってたオタクが怒ってなかったか心配している。

その中で、まあ当然と言えば当然なのですが友人の好きな神楽くんも所属するRevelのページに移り、「おっ」と思う子に出会う。

 

槙慶太である。

私は昔から背の小さい男が好きである。最初に好きになり今でも応援している芸人さんは162cmである。声優の推しも、sideMで担当している男も170cmに満たない。

そして、目の大きく目力の強い男も好きである。綺麗な瞳の色に惹かれやすい。

極めつけに「牛乳で身長を伸ばそうとしている」という情報。あまりにもかわいい。26歳……26歳?!?! 俄然気になる年齢やんか……

私「槙くんかわいいね」

友人「槙くん! わかる……! あのね……すごく、いいんですよ……」

語彙力が2の友人から、神楽くんと槙くんは幼馴染だという情報だけ得る。2話までしか見られないし今日フォーカスされるかはわからないけど、キャラ紹介も兼ねて少しは出てくるんじゃないかな、と言われ期待しつつ、先行上映が始まった。

 

◆普通に面白いじゃん、アニメ

一話を見終わった時の感想がそれだった。

こういう言い方が正解かはわからないけど、玲ちゃんがしっかり地に足のついた女性なのがすごくよかった。頑張り屋でかっこいい……イケメンたちが絆されるのもわかる気がする……村井さんの声も凛としてて良く似合ってました。

こういうのって、落としどころが難しいよなって常々思うんですけど。私のような夢向けに踏み出しにくいオタクにもとっつきやすい始まり(で嬉しい)なとは思ってます。三話以降も普通に楽しみです……

そして一話が終わり、ビューイング先の会場も明かりが点いて。二話の放映前にキャストが登壇するんだ~とぼんやり思いながら、普通に杉田が面白くて笑ってたんですけど。

 

二話が。始まって。

終わって。

 

気がついたら、事故ってたんですよね……

 

◆いやあ……槙慶太……

 

 

 気狂いすぎでは?

 

いや~もう詳細は伏せるんですけどほんとにほんとに槙慶太すっごいかっこよかったんですよ……心がいっぱい……

私、自己犠牲の精神が強くてつい自分の気持ちを喋るのを億劫に思っちゃう男が好きなんです。

強いように見えて、その実ボロボロの布切れをあてがい必死に心の空白を埋めて頑張ってしまうような優しい男が、めちゃくちゃに好きなんですね。

無理じゃんね~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!

まじでさ……はあ……そうやって人は好きな男を増やすんだよね……

 

友人「槙くんな、今イベ報酬やで」

私「は?」

友人「カードにな、ボイス付きの個別ストがあんねん」

私「ええ……」

 

◆じゃあもうやるしかないじゃんね

先行上映の翌々日のことである。鉄は熱いうちに打てって言うからね。軽率だね。

リセマラしようか迷ったけどそれ以上に槙くんに早く会いたかったのでやめた。最初の単発で服部さんのSSRが出て、「変なセーター着てるって言ったから怒ったかな……」と軽く怯えた。

ちなみにイベと槙くんの個別ストで手に入れたダイヤで20連したけど、Rさえ槙くんが出なかった。泣いた。家にはまだレゾナンスSRの槙くんしかいません。

 

ところでこのレゾナンスの個別スト、やばくないですか?

ボイスがない方の、40の個別ストがはちゃめちゃどっかわいくてひっくり返っちゃった……え~~~????か、可愛くないか槙慶太~~~?いや可愛いことはべつに最初キャラ紹介ページ見てた時から知ってた……けど……? 今撮ればいいと思うって……そんな自然なのに胸に刺さるツーショットの撮影法ある????うっそ~~???

私「常にこんなん見せられんの?オタク死なない?」

友人「個別ストは付き合ってたり付き合ってなかったりするけど、本編終わってるから付き合ってる話増えると思うよ」

私「ええ……困る……これ以上好きになったら困る……」

友人「そんなにハマってくれて嬉しい限りです^^」

ちくしょ~~~!!!!!!

でも同じコンテンツに知り合いがやってきたときの狂喜乱舞感ってさ……言い表せないよね……わかるけど……こっちは担当一人養うのでいっぱいいっぱいのはずなんだけどな……

それはそれとしてこれがデフォルトセリフって意味わかんなくない? 恋しない方がおかしいだろ(半ギレ)

 

とりあえずアイテムダイヤ溜めもかねて槙本編を攻略しました。号泣しました。片倉のことをグーで殴らなかった玲ちゃんはえらいと思います。

担当を変なことに使わないでください。はい。

 

総括としては、パズルが普通に面白くって楽しくやれました!

ただ、ストーリーの区切りが絶妙すぎて「こんなとこでパズルやらせる?!?!」ってジタバタしちゃうことも多々……正しい精神状態でパズルがしたいよオタク……

槙くんの強さも、そして弱さも。一切否定することなく「傷つけてもいいよ」ってはっきり言える玲ちゃんの優しさですよね……そりゃあ槙くんだって惚れちゃうよ……たくさんの感情を分かち合って永遠に幸せに暮らしてほしい……

あとさ~神楽くん!!!!めちゃくちゃズルくないですか!!!ガラスの小箱のような、繊細で美しい二人の関係性がとにかく好きです……大切に、壊さないように管理されていたそれも、玲ちゃんなら引き続き大切に抱えて、磨いてくれるんだろうなと思います。

ブレスレットがさ~~ブレスレット……あのシーンの槙くんがとにかく好き。多分、自分で選ぶことになってたら言ってた通り羽鳥さんや神楽くんの意見寄りになっていたんだと思うんですけど。槙くんという一人の人として、率直に玲ちゃんに似合うだろうと思ったものが選ばれた感じがしてすごい、愛しいんですよね……槙くんの中の玲ちゃん、めちゃくちゃに「かわいいひと」やんか……っていう……尊いの極み……おまえも可愛いよ槙慶太……(誰?)

 

◆トラックは続くよどこまでも

 

 

そんな見事な供給ある????

 

まzzzzzzzzzzzzzzzっじで気が狂っちゃったな……あのさあ……ゴミ箱に……捨てようとして捨てられない思いがさ……あのさ……迷わないひとが迷うんだよね……それが全てで答えだから……無理ですが……

それからRevelの面々がとにかくイケメンでもうああ~~~~;;;;Revel~~~~;;;;;(語彙力の死亡)

最後恋愛相談を受ける羽鳥さん超絶好きです。そうなの、それは余計なことなんかじゃあないよ!!!!!いいんだよ、言っても~~!!!!!(エンダ~イヤ~オールウェイズラビュ~)

本当に槙くんには幸せになってほしいです。そのためにオタクができることならなんでもしたいよ。

 

◆今日から一話ですけど

私のようにあんまり夢向けに食指が働かないオタクも、原作のファンの人も、昔やってた人も、皆が楽しめるアニメになるよう祈りつつ、皆さん来週の二話を……二話でぜひ、槙慶太に一緒に滑り落ちてもらえたらオタクは幸せの極みです。

今後とも駆け出しのマトリとして頑張るので、運営さんは過去イベントの個別ストを新規でも解放できるよう、ご検討のほどよろしくお願い申し上げます(血涙)(お金ならあります)(この通りです)

 

 

 

弱小小日向Pによるアイプロ疾走日記

5月30日23時

担当のブライダル一番手かかってこいよジュエルならあるんだよ(弱気)とモバマスを開き、肩透かしを食らう。

5月31日16時頃

 

 想像の五倍ぐらいの爆弾が落ちる。

 

いつかはくると思っていたモバマス上位がまさかこのタイミング。弱小、焦る。

もっとこう、デッキ整えてスタドリエナドリ十分に貯蓄して「かかってこいよ」と言いたかったじゃん? っていうかガチャ要員すぎて上位の可能性まったく考えてなかった

でもまあ、来たからにはやるしかないわけなんですよ。担当なので

こうして弱小小日向Pの戦いは幕を開けたのだった――!

 

そんな感じの、初心者に毛が生えた程度のPによるモバマスイベント参戦記録です。

私は現在sideMのPでもあるのですが、デレってMに比べて「初心者無茶しました」的な記録が少ないなと思って……そんな怖いもんじゃないよ!ちょっと楽しんで頑張ってみようぜ!こんな無謀なPもいるならワイもいっちょ頑張るか! ぐらいの景気づけになったらいいかなと思ったのと、初めてモバマス走った記念に残しておきます。

 

なお、効率云々走り方云々の詳細は他の方に任せます。自分は以下を参考にしました。

アイドルプロデュース(アイプロ)走り方メモ - TAMのブログ

 

▼開始時の私Pのスペック

LV:67 体力:201 攻コスト:115

目標:一枚取り(2000位以内)

「キープオンゴーイング小日向美穂 の追加をきっかけにモバマスを始めたので、多分プレイ歴は3年弱ぐらいです。ほんとに3年プレイしてる?

総選挙期間以外ロクに触ってないのがバレますね……上位に備えていくつかフリトレしてはいるものの、バクメンはメダルSRだらけです。ちなみにプロダクションのアイプロポイントボーナスは3%でした。

上のブログに「体力200なかったらアイプロ走るのオススメしません」って書いてあったのは見なかったことにしました

▼真っ先に後悔したこと

お仕事やっときゃよかった

これに尽きます。

エリアクリアごとに振り分けpt貰えるってことをすっかり忘れていたんですよね……これがちゃんと振り分けられていただけでも絶対違いました。面倒でも最後までやっといて損しないです。ほんとに。今見たら7-3で止まってたんですが……?

▼下準備

ガチャ回そうぜ!!!!!!!!!!

決して煽りとかではなく。

弱小が手っ取り早く力を手に入れる方法は、イベントで特別なパワーを発揮するアイドルを手に入れることです。そう、つまりはガチャ特攻。

フリートレードができればその方が確実。でも少なくとも私にはそんな資材はなかったので……美穂のカード手に入れるためにすぐ使っちゃうので……

逆に言うと、金を使う覚悟だけは必要だということです。使おう。楽しい範囲で。

2.8万ジュエルとチケットが180枚ほど、プラスで2万つぎ込んで周子が3枚と唯が1枚来ました。多分運は良い方。

あとはなけなしのスタドリで辻野ちゃん(前回イベントのメダルSR)の特訓後を手に入れて、ふたりを育てて準備完了。

 

ショップは使いませんでした。このガチャ分のアイテムだけで十分戦えます。むしろ余った(アイテム使うの下手か?)

アイプロが体力と時間がものを言うイベントだったのも大きいかもしれない

 

▼アイテムとデッキ

スタドリハーフ:1216本

マイスタドリ:203本

グッドアイテム:1450個

パーフェクトアイテム:75個

 

最初のデッキ収めてなかった。鈴帆も吉岡ちゃんもそこそこ出なかったので、1〜3日目くらいまでは鈴帆の代わりに美穂のSRがいたはず(たぶん正月限定かな)

4〜6日目は以下の通り。7日目頭に吉岡ちゃんがきて聖夜美穂と交換しました

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発揮値はよく覚えてないんですけど、ハーフスタドリ200くらい使ったら600万ptは稼げるぐらいでした。

さっきはガチャ回そうぜ!なんて意気揚々と書いたけど、周子と唯を7日目に手放して8,9日目はオール美穂SR(と、鈴帆と吉岡ちゃん)で走ったんですが、グッドの発揮値1500ぐらいしか差なかったので、アイプロに関して言えばスタドリが潤沢ならガチャ回さなくても済む気がします。ただ、得たスタドリ的には大きくプラスなので後悔はしてない。

 

 あとは上のブログの通り、スタドリ使ってパーフェクト出ろって祈りながら鈴帆(SRアイドル)とコミュニケーションをとるだけです。絆が上がりそうな時の端数にちょっとグッドアイテムを使う感じ。

パーフェクトアイテムはエピソードコミュにだけ使いました。主には、ノルマまであとちょっとってときに手っ取り早くポイントを稼ぐためとか。

 

この最初の4日間がな。しんどいの。

ほんとに己との戦いというか……担当のイベントなのに担当はどこなの? と虚無と宇宙を彷徨い。腕とも戦う。

 

私は主にラウンド始まってすぐ日付変わる前ぐらいまで2時間と、移動中にちまちま、あとは帰宅後2時間くらい使って走ってました。4時間も費やされてたんか……

後半巻き返そうとするのは精神が負けるかなと思って、あと、性格的に絶対中だるみするので(実際した)。ボーダーが5000万と仮定して1日600万pt、9日間で5400万pt行けたらいいなって感じで走ってました。

結果的に4日目あたりは550万ぐらいでしたが概ねノルマ通り……と思いきや、7日目に1300万pt稼いで最後2日間は250万ptずつぐらいしか稼がなかった。ガバガバですよ。

あとは、虚無を埋めようと合間に息抜きとして「活劇-刀剣乱舞-」見てたんですけど、シナリオのせいで息抜きにならなかった。つらい。

 

 

 大失敗なんだよなぁ……

 

600万pt……って聞くと膨大ですけど、意外と溜まります。

一日につきハーフスタドリ180~210ぐらい、アイテムはグッドが30個ぐらいとパフェが5個ずつぐらい消えてたと思います。

 

▼声を大にして言いたいこと

アイプロはいいぞ。

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いくらでも聞くよ。

 

噂には聞いてたけどマジで超………超コミュニケーションとっちゃったね…………なんか…………いや……その……これからもよろしくな………いつか熊本に挨拶行くわ……

 

▼結果と総括

使用マイスタドリ:全部

使用ハーフスタドリ:1000ぐらい

使用グッドアイテム:1200ぐらい

使用パフェアイテム:90ぐらい

(途中イベ報酬とかで使った分も含めます)

 

 

 

楽しかったです!!これに尽きる!!

ツアーとかで演技してるところも見たかったし、ロワのカッコいい感じの衣装欲しいなとも思ったんですけど、日向でのんびり、でもきっちりお仕事して会話して……優しくてあったかい彼女らしいロケーションのイベントですごく、よかったな〜って思ってます。

 

去年もソワソワして違ったのに今年もソワソワして違ったので、来年こそいよいよブライダルきちゃうのかなと震えつつも、これからも彼女と少しずつ階段を登っていけたらいいなー!お疲れ様でした!

 

それはもう夢じゃない ― 憧れを硝子の靴に

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皆さんは「小日向美穂」と聞いて、どんなイメージを抱くのでしょう。

正統派Cuといった雰囲気、恥ずかしがりやといった性格、アホ毛などの見た目、またはP.C.Sなど組んでるユニット……自分が浮かぶのはこんな感じでしょうか。

そんなことでいいのか? が真っ先に出てきた人、怒らないからこの先の記事読んで。

しかしこうして特徴やイメージを羅列したとき、意外と彼女から見えるものっていうのは少ないんですよね。

「お料理」「笑顔」「クローバー」……など、連想されるキーワードも、一回見たら忘れられないようなキャラ付けもなかったり。

アイドルになる前の過去、前職も普通。じゃあ趣味は、とプロフィールを見ると、ひなたぼっこ。アイドルに到底活かせそうなものではない。

 

小日向美穂はどこにでもいそうな、普通の女の子なのです。

それ以上でもそれ以下でもない。 

 

じゃあ、彼女を「普通じゃない」存在にするのは誰なのか?

――ほかでもない、 "あなた" なんです。

◆◆◆

美穂は熊本から上京し、アイドルの卵として養成所に通い始めます。

 

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しかし始めは「とりあえずあがり症を治したい」「いつかキラキラした世界に行けたらいい」ぐらいで、アイドルになることに対しては消極的というか、「なろう」「なりたい」という強い意志はなかったとみえます。

その証拠に、最初の頃の彼女はなんだか実感がないような、他人事のようなセリフも多々見られます。

 

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このセリフいつ見ても泣く。

 

プロデューサーという存在は、彼女に一つのを与えました。

彼女にとってひどく遠い、幻のような世界だったアイドル。それを志せる、夢を実現できるのだと思わせる力です。

この力こそが、彼女の最高で最強の魅力になるのです。

 

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彼女はアイドルとして走り始めました。緊張しいや恥ずかしがりやな部分は完全には消えないし、美嘉の露出の高い服を見てちょっと怖がったりもします。 

 

 

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彼女はこれまでも、きっとこれからもずっと、普通の女の子です。

でも、先程私は主張しました。プロデューサーの、あなたの与えた力のことを。

 

”私を見ていて”

 

それが他でもない、彼女にとっての「魔法」になるのです。

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プロポーズか?

 

ぼやけていた憧れははっきりと現実になって、かけられた実感さえなかった魔法は永遠になる。彼女は「田舎から来た地味で内気な女の子」から「アイドルの小日向美穂」になる。

プロデューサーが、あなたが一緒なら。

 

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その最高で最強の魅力を、もっともっと引き出したい。

 

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彼女の手を引いて、もっともっと、夢みたいな景色を共有していきたい。

彼女もそれを望んでいて、そして、あなたとならそれができると確信しています。

彼女が信じてると、力を貸してと言うならば。私は私の担当を、最初から最後まで信じます。

 

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一票でもいいです。あなたのを、彼女の勇気にしてくれませんか。

憧れで終わらせたくないです、彼女にガラスの靴をあげたいです。よろしくお願いします。


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新米虎牙道Pが見た蒼い炎の記録

 

 

あまりに感動しすぎて、少しでも自分の感情を残しておきたいと筆をとりました。

去年の秋中盤からプロデューサーを始めたほんの数カ月程度の新米ですが、それでも、こんなにも彼に出会えてよかったと思うことないだろうなと。

 

それぐらい、美しく煌めく蒼い炎の海が、ずっと瞼から消えてくれない。

 

あの瞬間、私は確かに、煌めきで満ちたステージに連れていってもらいました。

頂点に彼がいたんです。

たくさんの観客の前でたった一人で、逆風だって吹いて、漣がまるで煽るように、挑戦状を叩きつけるように会場を湧かせたその後で。

それでも何にも憶することなんてなくて、真っ直ぐに、前だけ見て歌っていたんです。

私は彼の、その濁りのない力強い瞳が大好きで。あまりにも眩しくてあまりにもかっこよくて、どうしようもなく大好きだと思った。

漣の攻めて動いて圧倒させる強さとはまた違う、静かで、それでも湧きたつ闘志は隠さない。相手を見据える強さ。目を反らさない強さ。

その芯の強さに、心のすべてが震えた。

 

 

お前に言われんでもわかってるよって話なんですけど、大河タケルという男の子はすごくかっこいいんです。

努力家で、できないことに対して決して言い訳をしない強い子です。できないことをできるようにするために何度でも練習するし、できるようにするためならライバルにだって指南を仰ぎます。

 

それは、「できないって言い訳をしている場合じゃなかった」ことが根幹にあったのではないかと、思うことがあります。

 

タケルは17歳からプロライセンスを取ることのできるボクサーという職業にその17歳で既に就いていて、side memoriesを読む限りボクサー時代のファンがいます。

CDのドラマパートではスポンサーが付いていたことや、【ALOHA】や【ORIGIN@L PIECES】では遠征経験があることを話していたりもします。

プロとして、(もしかしたらプロになる前からも)それなりに試合をしていたということの裏返しです。

時に生死さえ分けるような、そんな厳しい仕事をやるにはあまりにも若いと思う。

おそらく彼の、義務教育を終えたぐらいの幼い頭で、弟と妹を思い浮かぶ方法など限られていた。そしてその少ない選択肢から、一番可能性の感じることをやるしかなかったのではないかと。

一日でも一瞬でも早く目標に到達するために、なりふり構っていられなかったのではないかと。

もちろんボクサー時代にも支えてくれていた人がいるだろうし、その人たちに感謝もしていだろうというのはうかがえます。

だけど、精神的な支えってすごく少なかったんじゃないか。

リングに立てるのは対戦相手と自分だけなのもそうですけれど。『絆物語』では強いことこそ正義だといった旨の発言もしていて、がむしゃらに闘いがむしゃらに努力することでしか、自分を保つ方法がなかったのではないかと思ったりもします。

 

 

だけどアイドルになった彼には、まず同じステージに立つ2人の仲間がいる。事務所の仲間がいて、ファンがいて、私と同じく沢山のプロデューサーがいる。

一人でリングの中で闘ってきた男の子が、アイドルを通じて色んな経験をして色んな支えに出逢ってもう一度回って自分一人の仕事になった時、『一人じゃないからもっと高いところまで』って歌ってくれるの最高だと思うんです。

『負けたくないけど同じ景色を見てみたい』と言える人に出逢えたの、最高だと思うんです。

最初は手段でしかなかったかもしれない。なりふり構ってられず飛びついたものだったかもしれない。

それが、彼にとってやりがいのあるものに変わっていった。楽しいものに変わっていった。できないことがあっても、きっと昔より前向きな気持ちでそれに取り組めるようになっているんじゃないかなって。

それが表現されたような歌詞がとっても好きで。マイクをスタンドから取って会場に語りかける彼が、本当に楽しそうで。

こんなに最高なことあるかって、思いました。

リアルタイムで見てきたわけではないのに何様なんだという話なんですけど……

 

 

あの時現地を、LV会場を一面の蒼に染めた彼は、間違いなく最高のアイドルだった。

そんな最高のアイドルが、私を頼り慕ってくれることが嬉しくて仕方がないと思う。

きっと昨日も通過点で、彼は昨日より今日、今日より明日、どんどん強くなっていく。毎日努力していく。

そんな彼にもっともっと、上からの景色を見てほしい。もっとアイドルという仕事を楽しんでほしい。

心からそう思えた、彼に出逢えてよかった、そんな日でした。

 

ずるいよー!!あんなかっこいいの、本当にずるい!!!

その後情熱とか心臓持たねーよ!!!!!殺陣またパワーアップしてたもん!!!!

もー!!!!!!ありがとうございました!!!!!!